公務員と民間をうまく併願するには?

こんにちは!たむライフhttps://twitter.com/tamutamu_lifeです。先日内定式に参加してきました。これから働くのが楽しみになってきたとともに、コロナ禍で採用してくださったことに改めて感謝を感じています。

さて、前回の記事https://tamulife.jp/post-25では、公務員試験と民間就活を平行してやるのはなかなか大変だという話をしました。これを受けて、じゃあどうしたらいいんだよ!という話を今回はご提案します。皆さんの納得できる進路選択の力になれれば幸いです!それではいきましょう。

「公務員と民間を併願したい」と一言にいっても、皆さんそれぞれ違う状況があるのではないでしょうか。そこで今回は以下の4パターンに分けて提案をしていきます。皆さんに近い状況のものを参考にしてください!

公務員が本命だが、民間も少し見ておきたい

「国家総合職が本命!あとは都庁も併願している!でも民間もすこし見ておかないともったいないかなぁ」と思っている方、いるんじゃないでしょうか。そのような方は民間を「面接の力試し」と割り切り、気になる数社を受けるにとどめる。本命の公務員試験にエネルギーを優先させる。というのも一つの手だと思います。

近頃の就活界隈を見るに、主に大企業ですが「ESの内容をあまり精査せずに、WEBテストをクリアしていればとりあえず面接には呼んでくれる」ところが多いです。特に金融業界(銀行、生保、証券など)やIT業界にこの傾向が顕著なようです。このような会社をだいたい10社程度受けていれば面接の経験もそこそこ積むことができます。

この方法で考えられるデメリットとしては、「十分な対策ができていないため面接が進むにつれて通りにくくなる」「それぞれの企業のWEBテストを少しは勉強する必要がある」ところじゃないでしょうか。

ここで「そもそもESが全く通らない、手ごたえがあるのにWEBテストも通らない」という方は、ESが壊滅的である可能性や、そもそも学歴フィルターで落とされていることが考えられるため注意が必要です。

公務員と民間を半々で迷っている

これが割合としては一番多そうですよね。だって大学3年か4年で、これからの大半を過ごす仕事人生を決めるって酷じゃないですか。世の中はやれリストラだ、やれ希望退職だ、など暗い話ばっかりじゃないですか。そりゃあ公務員と民間で迷いますよね。

このような方は、「まずは企業のインターンや説明会に参加しまくり見識を広げる。公務員の勉強も同時にスタートする。そして目指したい業界が決まれば民間にシフトする。公務員がよさそうだと思ったらそっちに打ち込む」方法はどうでしょうか。

そもそも「迷っている」という状態は、「判断材料が不足しているため、決断をすることができない状態」であるといえます。そこで、民間就活といっても幅広い業種・業態があるので、インターンや説明会に参加して「まずは知る」ことは大切です。この時期だと秋冬インターンの募集や、合同説明会もやっているのでドンドン参加していきましょう。

また、公務員の勉強をしていくうちに、どうやら公務員の勉強に向いてそうだと気づいたり、公務員の魅力を感じたりすることもあると思います。その場合は、わき目も降らずに公務員の対策をしましょう。学力試験はもちろんですが、グループワークや面接対策も忘れずに。大学のキャリアセンターでは公務員講座の案内をしていることが多いので要チェックです!

公務員と民間を併願することを決めている

さて、公務員と民間でどちらかに絞ることができれば、それが望ましいことは言うまでもないでしょう。ですが、「公務員と民間で、それぞれ受けたいものがハッキリしている。併願しないと人生後悔する」という方もいるでしょう。

そのような方は腹をくくるしかないです。覚悟を持ってやるしかないです。普通の人にとっては並大抵ではない努力が必要ですが、頑張りましょう。

…で終わらせてはこのブログの意味がないですよね(笑)ここで提案したいのは「要領よくやろう」ということです。

例えば、身近に公務員試験と民間を見事に両立させた先輩はいませんか?もしいたら、その方に話を聞きに行きましょう。どのようなところを受けて両立できたのか、勉強の時間の使い方はどうだったのか、何が大変だったのか、いろいろ教えてくれると思います。その話を聞いて、早い話「徹底的にパクり」ましょう。それが一番の近道です。身近にこのような先輩がいない場合、キャリアセンターに相談すれば繋げてくれる可能性があります。

加えて、同学年の友達を頼りましょう。同じ会社を受けるのであれば、情報共有を行えば対策を効率よくすることができます。自己分析をお互いにやったり、ESを見てもらうのもいいですね。ただでさえ併願はタフなので周りの力を借りながらやっていきましょう。

民間が本命だが公務員も少し気になる

このような方は、普通の民間就活をしつつ「学力試験はSPIのみ」で受けられる自治体を公務員で受けるのがおすすめです。

詳しくは最新の情報を調べてもらいたいのですが、SPIのみで受けられる自治体は結構あります。北海道庁、大阪府庁、京都府庁などの都道府県庁や、全国の市役所もあります。

SPIはご存じの方がほとんどだと思いますが(知らなくて民間を受ける方は今すぐテキストを買って勉強しましょう)、だいたいどこの会社でもやらされます。企業の対策をメインでやりつつ、公務員試験も少し気になる方はこの方法が手っ取りばやいでしょう。

結論

さて、今回は公務員と民間で迷っている方向けに、いくつかパターン分けをしながらご提案をしました。ご自身に合うものは見つかりましたか?それでは、明日もそこそこサバイブしていきましょう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする