こんにちは!たむライフhttps://twitter.com/tamutamu_lifeです。今回は就活生の頭を悩ませる「幼少期面接」についての記事です。東京海上日動や三菱UFJ銀行、ソニー生命保険でも聞かれます。幼少期面接は、準備をしっかりしていれば通るので対策しないのはもったいない!しかしながら、準備に時間をかけたくないのが現状だと思います。今回は幼少期面接の内容と対策方法、受ける際の注意点についてやっていきます!
目次
幼少期面接とは
幼少期面接とは、その名の通り「面接官が幼少期の経験について様々な角度から深堀していく」面接のことです。なぜこんな面接をやるのかというと、「幼少期の経験を聞くことで、現在との一貫性を見る。育ちを含めてその人間の信用度を図る」というのが趣旨みたいです。幼少期のことを聞いて何がわかるんだよバーカと言いたい気持ちはわかります。しかしながら対策しないと希望の会社に受かりません。やりましょう。
頻出質問
さて、実際に幼少期面接ではどのような質問が聞かれるのでしょうか。自分が受けていて聞かれた質問に加え、マリンを受けた友人から得た情報をもとに、以下にリストアップします。
- 自分の小学校、中学校、高校時代に点数をつけると何点か、その理由
- これまでの人生で最も困難だった経験
- 自分の人生を3つのキーワードで説明すると?
- 幼少期から今までで変わっていないこと(性格、趣味、行動特性など)
- 小学校、中学校、高校でのクラスの立ち位置
- 小中高大において親友は何人ずついて、それぞれから自分はどんな人だと言われるか
- 部活動や習い事を選んだ理由は?
- 友人にはどんな人が多いか
- 親友の定義と、今は何人いるか
- 親はどんな人か、どのような教育方針か
- 幼いころ親から言われた教えは?
- 今でも引きずっている過去の経験はありますか?
このような質問が聞かれることが多いです。個人的な経験に加え、親のことまで聞かれます。割とコンプラスレスレを攻めてきますが、平常心で答えることが受かるコツです。
受ける前の事前準備
さて、幼少期面接を受ける際の事前準備についてです。最低でも、上記の質問は答えられるようにしてください。それに加えて、簡単な自分史を書いてみるという対策が有効です。
自分史の書き方で検索してもらうのが手っ取り早いですが、ここでのポイントは「あくまでも簡易的なものに留めておく」ことがポイントです。なぜならば、自分史は書こうと思えばいくらでも書けてしまうんですね。自分史の沼にはまってしまい、「詳しい自分史が書けたが、ほかの選考対策がおろそかになってしまった…」ということになってしまいます。
なので、書く際は「小中高それぞれの印象的なエピソードのトップ3について話せるようにしておく」ぐらいでいいと思います。それに加えて、過去を振り返る際は「部活動や習い事、文化祭や体育祭などのイベントごと」に絞ってやると効率がいいです。それで十分に受かりますから。
加えて、幼少期から現在の自分史を書いた際に「ある程度の一貫性が見える」とさらに良いです。しかしながら、一貫していない場合(例えば、中学では卓球部なのに高校ではアメフトをやっていた等)の際は「面接官が納得しうる理由」を用意してください。この例で言えば、アメフトの試合を見て自分でもやりたくなった、体験入部をしてみて面白く感じたから、程度の理由で大丈夫です。
受ける際の注意点~テクニック的なこと
事前準備ができて、いざ実践!という前に受ける際の注意点について確認しましょう。大きな注意点としては3つあります。
その1 質問に答えること
そんなの当たり前じゃねえか!と思いますよね。落ち着いてください。面接全般に言えることですが、これが一番重要かつ難しいんです。特に就活初期では「面接官と話が嚙み合わない、質問に答えられてない」方が多くいます。大丈夫です、これからできるようになればいいんですから。いい例と悪い例を見ていきましょう。
悪い例
質問「幼少期に一番つらかった経験を聞かせてください」
回答「はい、飼っていたネコが死んでしまったことがあったんですけど、あ、小学5年生の頃だったんですけど、当時はとても悲しかったことを覚えていて、命の大切さについて考えさせられましたね。」
いい例
質問「幼少期に一番つらかった経験を聞かせてください」
回答「はい。小学校5年生の頃に、飼っていたネコが死んでしまった経験です。当時はとても悲しかったことを覚えていて、命の大切さについて考えさせられました。」
お分かりいただけましたか?このように、「回答の冒頭で質問に一言で答えてしまう、後に具体例や理由を添える」ことで回避できます。この辺は反復練習あるのみです。友達と面接練習をするのもいいですし、実際の選考でも鍛えることができます。やるしかないです。
その2 長々と自分語りをしない
注意点の2つめですが、長々と自分語りをしないことです。幼少期面接ですが、「自分の答えに対して、面接官がさらに質問を返していく。ポンポンとテンポよく質問のラリーが続く」感じで進められます。なので、1つの質問に対してあまりにも長く語られると印象が悪いですし、面接官も聞きたいことを聞けないかもしれません。以下にいい例と悪い例を載せるので参考にしてください!
悪い例
質問「中学校の時は部活やってた?」
回答「はい、硬式テニスをやってました。部活を選んだ理由は、テニスを習っていたのど体験入部をしていて雰囲気がよかったためです。3年生の時に部長を務めており、15人のメンバーを束ねる立場にいました。特に大変だった経験は、レギュラーを決める際にもめ事が起こってしまい、対立が起きてしまったことです。これを解決するために…」
いい例
質問「中学の時は部活やってた?」
回答「はい、硬式テニスをしていました。」
質問「なんでその部活を選んだの?」
回答「もともと小学生のころ、テニスを習っていた経験があったことに加え、体験入部をして雰囲気が良かったので決めました。」
質問「○○さんは、部の中でどのような立ち位置だったの?」
回答「はい、3年生の時には部長を務めており、15人のメンバーを束ねる立場にいました」
このように、幼少期面接は面接官がリードしてくれます。なので、身を任せてリラックスし、自分は簡潔に質問に答えることだけに集中しましょう!
その3 シリアスすぎる経験を語らない
注意点の3つ目ですが、あまりにシリアスすぎる経験を語らないことです。これから選考を受ける方は、大変なご経験をされた方もいると思います。幼少期に虐待を受けていた、いじめの標的になっていた、うつ病を経験した、などです。また、中高でヤンチャをしていたが改心して大学では真面目に勉強していたという方もいると思います。
ですが、面接という場でそのような経験について語るのは、「内定を取る」という観点からしたら悪手だといえます。企業側からすれば、「精神的に安定しており、仕事で成果を出せる」人間を欲しています。なので、懸念材料がある人は落とされてしまうのが現実です。ですので、内定を取ろうとしたらそのような経験は語らず、なるべく無難な経験をベースに面接を進めていくのが得策です。内定をとってさえしまえばいいんですから。
さいごに
いかがでしたか?幼少期面接は、特に損保や銀行を受ける方は避けては通れない道だと思います。なるべく時間をかけずに、効率よくこなしていくのがコツです。また、100満点を狙わなくても、60点から70点ぐらいの回答ができれば受かります。この記事を参考にやっていきましょう。それでは、明日もそこそこサバイブしていきましょう!